極端な温度環境がデバイスに与える影響と対処法

極端な温度環境がRingビデオドアベルやセキュリティカメラに与える影響とデバイスを最適な状態で使用するための役立つ情報を紹介します。

極端な温度環境がバッテリー持続時間に与える影響

バッテリーに影響を及ぼす温度条件を確認し、それぞれの状況に適した対処法を行ってください。

• 50℃

  : 内部部品の損傷を避けるため、デバイスはシャットダウンして動作を強制的に停止します。
• 45℃

  : Ringデバイスはこの温度でも正常に動作しますが、長時間続くとシャットダウンする可能性があります。
• 3℃

  : バッテリーの消耗が早くなるため、充電が頻繁に必要になる可能性があります。
• 0℃

  : 氷点下では、デバイスを有線接続しても、バッテリーがまったく充電されない可能性があります。
• -20.5℃

  : 温度が十分に上がるまで、バッテリーが完全に機能しなくなる可能性があります。

極端な温度環境の影響からデバイスを守る

極端な高温/低温環境の影響からデバイスを守るための対策を紹介します。

デバイスを屋内に持ち込む

• 低温環境:

  気温が氷点下に達してバッテリーが充電切れになった場合は、デバイスを屋内に持ち込んで、USBケーブルで充電しながらデバイスの温度が上がるのを待ちます。
• 高温環境:

  気温が45℃を超えた場合は、デバイスを屋内に持ち込み、バッテリーを取り出して、デバイスとバッテリーの温度が室温まで下がるのを待ちます。バッテリーの充電は、温度が十分に下がった状態で行ってください。

バッテリーを充電する

高温/低温を問わず、バッテリーが90％以上充電されていることを確認してからデバイスを再設置してください。バッテリーを十分に充電することで、充電頻度を抑えることができます。

直射日光を避ける

比較的暑い地域にお住まいの場合は、デバイスを直射日光にさらさないようにしてください。過熱の原因となる可能性があるため、できるだけ日陰に設置することをお勧めします。

バッテリー持続時間と気温に気を配る

特に極端な高温/低温環境下では、バッテリーの持続時間や充電に問題が発生することがあるため、バッテリーの充電状況や残量を定期的に確認してください。

バッテリーが充電されない場合

バッテリーの温度が高温/低温になりすぎると、充電が行われません。デバイスのソフトウェアがバッテリー保護を目的に充電を制限するため、デバイスの温度を室温に戻してから充電を行ってください。

スリープモード

スリープモード対応デバイスが以下の状態になると、バッテリー保護のためスリープモードが有効になります。

• 高温に達した状態 (〜60℃)
• 低温に達した状態 (〜-20.5℃)
• バッテリーの残量が少なくなった状態 (10%以下)