ジオフェンスを使用する
ジオフェンスは、自宅の周囲に仮想の境界線を設定し、エリアの出入りに応じてRingデバイスのモードを自動で管理・変更できる機能です。この機能により、手動操作なしでセキュリティを確保できます。たとえば、ジオフェンス外に出るときにデバイスのモードを「不在」に設定するよう通知され、ジオフェンス内に入ると、自動で「自宅」モードに設定が切り替わります。
この機能を使用するには、Ring Home プランに登録する必要があります。

Ringアプリでジオフェンスの有効/無効を切り替える
Ringアカウントの所有者のみが、ジオフェンスの場所を変更できます。他のユーザーは、独自のジオフェンスを設定して、リマインダーを受信したり、スヌーズ機能を使用したりできます。
ジオフェンスの有効/無効を切り替える方法:
Ringアプリを開き、メインダッシュボードに移動します。
- 場所を変更する場合
画面上部の設置場所 (▼) をタップします。
- 「設定」をタップします。
- 「モードと自動化」をタップします。
- 「ジオフェンス」をタップします。
- 有効にするには「機能をオンにする」をタップし、無効にするには「ジオフェンスをオフにする」をタップします。
- 「次へ」をタップします。
- ジオフェンスが設置場所の中央に配置されていることを確認して、「確定」をタップします。
- 「自動スヌーズ」の時間を設定し、通知をスヌーズするデバイスを選択します。
- スヌーズ中のデバイスは帰宅時にアラートを通知しませんが、アクティブなデバイス (スヌーズ設定されていないデバイス) はアラートを通知します。
- 注:Ring Alarmはこのリストには表示されません。
- 「次へ」をタップします。
- 「警戒開始リマインダー」または「警戒解除リマインダー」を有効にします。 警戒開始リマインダー/警戒解除リマインダーは、モードを変更せずにジオフェンスに出入りしたときにアラートを通知します。このリマインダーは、この機能が設定されたモバイル端末にのみ送信されます。
- 「リマインダーのトーン」をタップして、リストからアラート音を選択します。
- 「次へ」をタップします。
- 「終了して保存」をタップします。
- 「設定に移動」をタップして、位置情報へのアクセスを常に許可します。注:ジオフェンス機能を使用するには、位置情報へのアクセス許可を「常にオン」に設定する必要があります。
ジオフェンスをカスタマイズする
Ringアプリを開き、メインダッシュボードに移動します。
メニュー (☰)をタップします。
- 「設定」をタップします。
- 「モードと自動化」をタップします。
- マップをタップします。
- ジオフェンス境界を希望のエリアにドラッグします。
- 「保存」をタップして変更を確定します。
注: この変更は、現在ジオフェンスが設定されているエリアを対象にジオフェンス機能を使用しているすべてのiOS/Android端末に適用されます。
ジオフェンスに関する問題の対処法
ジオフェンス機能を効果的に活用するためには、安定したネットワーク接続と、モバイル端末やタブレットの位置情報サービスへのアクセスが必要です。ジオフェンスが機能していない場合や、ジオフェンスに関連するイベントが遅延する場合は、以下の対処法を試してください。 位置情報へのアクセス許可: iOS/Androidの設定で、Ringアプリに位置情報へのアクセスが常に許可されているか確認します。
Androidの場合は、以下の手順に従います。
- 「設定」に移動します。
- 「権限」をタップします。
- 「位置情報」をタップします。
- 「常に許可」または「常に」を選択します (表示名はAndroidのバージョンによって異なる場合があります)。
iOSの場合は、以下の手順に従います。
- 「設定」に移動します。
- リストからRingアプリを選択します。
- 「位置情報」をタップします。
- 「常に」を選択します。
- お使いの端末がiOS 15以降の場合は、Ringアプリの正確な位置情報も有効になっているか確認します。
モバイル端末のネットワーク信号強度: ジオフェンス境界の信号強度を確認します。信号が弱い場合は、ジオフェンスを変更して、インターネット接続が良好なエリアを含めるようにします。 機内モード: モバイル端末またはタブレットで機内モードがオフに設定されているか確認します。 バックグラウンドデータ: モバイル端末またはタブレットのRingアプリでバックグラウンドデータを有効にするか、データセーバーやバッテリー最適化の設定を無効にします。 その他のアプリ: VPNなど、Ringの動作に干渉する可能性があるセキュリティアプリやパフォーマンス最適化アプリを無効にします。 データセーバー設定: Ringアプリに干渉する可能性のあるデータセーバーの設定を無効にします。 バッテリー設定: バッテリー消費量節約設定 (最適化、自動調整バッテリー、省電力モードなど) を無効にします。